2022/04/23 デジタル制御クラシックカー L型インジェクション制御 S130Z・その4 ~ランクル・プラド・シルビア・GTR・86・RX7・L型・旧車・ポルシェ911・中古車のことなら PARTY 熊本へ
◎今回はデジタル制御クラシックカーを御案内します♪・・・その4
極めて専門性が高い特殊技術分野です。
維持管理には季節毎調整や故障修理などの苦労も多い昭和旧車(キャブ車など)を、
最新鋭エンジンコントロールコンピューター(最新鋭ECU)にて制御するという御内容。
◎その4では、高精度燃料供給部品&高精度点火部品を、各種センサー値を監視しながら、ECUにて実際に稼働するためのデーター入力作業を御紹介♪
(即ち、ソフト部門作業のスタート☆)
※近代車のように安心快適・維持管理も簡単・高馬力なのに低燃費で環境に優しい、という旧車を製作します・・・ゼロからの製作開始ゆえ、なかなか大変な作業・苦笑
◎経年劣化したセルモーターを、せっかくなので強化品セルモーターに交換☆
強化品はやはりクランキングスピードが断然速いです!
エンジンの始動性にも好影響です♪
◎装着図の高精度燃料供給部品は多連スロットルなので、アクセルワイヤー(ロッド)の形状が異なります。ゆえにアクセル関連も現車合わせの加工が必要です。
◎排気系の一式も、高効率な製品へと変更いたします。
御参考までに同部位の純正部品(サビている部品)との比較画像をごらんください。
高効率化は一目瞭然ですね♪
◎オーバーヒート予防として、オイルクーラーを装着しました♪
L型エンジン車に本来備わらない、大型オイルクーラー装着はクーリング効果絶大♪
◎さていよいよ、ソフト部門的作業のスタートです!
S130Z車内にノートパソコンを持ち込み、USBケーブルにて接続し、完全白紙の最新鋭ECUに1から指示を書き込んでいきます!
ベースデータも何にもない本当の白紙状態。
ひとまずはエンジンをかけるためのデータ製作と各種初期設定を行います。
ソフト部門では正しい初期設定と、アイドリングさせることが最初の難関です。
※初期設定はかなり長時間苦労しました・苦笑
◎アイドリング可能になった次は、高精度燃料供給部品&高精度点火部品を、各種センサー値を監視しながら、ECUからの指令にて実際に稼働させていくデータの製作。
ソフト部門はとにかくデータ製作です。
最新鋭・高精度な部品達を正しく稼働させるべくデータ製作は最重要作業です!
※気持ちを込めて作業中ですが、比例して肩コリも辛いです(笑)
(テスト走行の強力アイテムである最新鋭テスト走行装置・ダイナパックを使用します)
◎では、その5へ続く・・・
その5では遂に、デジタル制御クラシックカー完成画像を御披露目致します☆