2021/11/04 120プラド/KDJ120のエンジン不調修理 その1 ~ランクル・プラド・シルビア・GTR・86・RX7・L型・旧車・ポルシェ911・中古車のことなら PARTY 熊本へ
◎今回は入120プラドのエンジン不調修理を御案内致します♪
車輌はKDJ120プラド・ディーゼルモデルです。
◎他店様購入車・走行距離17万キロ。
『明確にココが悪いから修理して!』という御依頼ではなく・・・
『なんとなく調子が悪いと思うんだけど?』という漠然とした症状でお悩みでした。
◎オーナー様が愛車に対して『なんとなく調子が悪い・・・』と感じる時、
それはほとんどの場合正解です。愛車が何らかの兆候を示しているSOSです。
◎今回のような御相談はかなり多いです。
時間と手間を惜しまずに全力で作業しますのでご安心ください♪
弊社の整備に対する考え方は・・・壊れる前に予防整備を行うべき!です。
予防整備こそが結局は、お得であり・安心安全である!という整備方針です☆
弊社への整備相談検討時に、作業工程の御参考としてお使いください。
◎いざ、車輌点検です!
◎早速試乗してみると、エンジンがブルブルと大きく揺れる・マフラーからの煙が多い・加速が鈍い・AT変速ショックが大きい・・・等々の異常を確認。
◎この症状には覚えがあります。200系ハイエース等も同症状がでます。
◎予想通りディーゼル車用の高圧インジェクター不良です。
診断機が示す数値もおかしい。
取外したインジェクターは4気筒バラバラな汚れ方で、いかにもバランスが崩れています。(1~4の記載数値は気筒番号)
◎今回のようなインジェクター不良なら、おのずと吸気系汚れはヒドイだろうと予測し、各部吸気系統を取り外しました。
◎ここでは予測を超えた汚れ方に驚きました(苦笑)
吸気系統のパイプが半分ほど詰まっています。
これではせっかくの3000ccエンジンが1500ccのようなもの。
馬力が出ず、エンジンがブルブル震えるのも納得ですね。
◎ここで更なるトラブル発見!
弊社としては、整備の御相談&問診時から冷却水の臭いが気になっていました。
(オーナー様は気にされていませんでしたが)
◎ウォーターポンプのトラブルです。
走行中にオーバーヒート(=エンジンブロー)しなかったのが不幸中の幸いです。
ラジエター本体の状態も怪しいので併せて新品交換ですね。
・・・その2へ続く(その2は吸気系洗浄など)・・・
※※弊社は換気・手洗い・うがい・会話距離に充分注意して業務を行っております。
※※医療関係者様・物流関係者様・社会を支える業務の関係者様、本当にありがとうございます。
※※弊社スタッフは、全員がワクチン接種済です。ありがとうございます。