2019/02/17 RX7・FD3S・その②・常時ツイン編(バキューム制御研究編) ~ランクル・プラド・シルビア・GTR・86・RX7・ポルシェ911・中古車のことなら PARTY 熊本へ
《前回同様に今回もRX7・FD3S話題です。その➁常時ツイン編》
前回の作業にて『なんとなく不調・・・。どこかオカシイ。』が治ったF様のFD3S。
しかしエンジン本体の圧縮が低いので、エンジンOHはすでに決定していました。
ところが詳しく問診の結果
➀以前にオーバーヒート歴アリとのこと
➁ジワジワと冷却水が減っていくとのこと
㈱PARTYでは、オーバーヒート歴アリのエンジンは、基本的には復活NGだと考えます。
また、ジワジワ冷却水が減る・・・というのは『水喰症状』といってロータリーでは多いNG症状です。
◎よって・・・
今回は新品エンジンを使うことに決定!
ところが肝心の新品エンジンは納期数か月待ちとのこと(苦笑。仕方ないので待ちます。)
◎組合わせるターボは、信頼あるTD06シングルタービン仕様に決定!(街乗りも快適♪)
トラブル多発の純正シーケンシャルシステムは避けることにします。
◎さて本題。(写真はエアポンプの必要動力確認)
せっかく安心シンプルなシングルタービン仕様にするのだから、各部の複雑バキューム制御を間引きし、極力シンプルに仕上げます。
なので確認&研究として新品TD06装着前に、全てお古部品を使い、常時ツイン仕様を作ります。
仮想TD06という考えです。(新エンジン到着までの時間を、バキューム制御研究に有効利用!)
◎制御研究用の常時ツインは、最も手間ヒマがかかる加工方式で作成します!
加工中にエキマニやらタービンやら、多数にクラック発見。(研究なので、まあOK・笑)
やはりTD06に決定してよかった~、と思う店主でした(^-^)。
◎ではFD3S・その➂に続く・・・