2024/04/08　L型　L28改L32製作　JMCヘッド　TWMスロットル　LINK制御　その5　　　~ランクル・プラド・サーフ・シルビア・スカイライン・GTR・86・RX7・L型・L6・旧車・中古車のことなら　PARTY　熊本

◎今回からは、昭和の名機L型エンジン、L28改L32製作・JMCヘッド仕様・TWMスロットル仕様・LINKコンピューター制御を御紹介します・・・その5

◎エンジンの下半分、いわゆる腰下を組み上げて行きます。
エンジン製作室の温度管理も行って正確に施工します！
◎画像のようにピストンやピストンリングなどに繊細な加工を施します。
目がチカチカして肩もコル地味な作業の連続です。
しかしながら、こういった細かい作業が完成エンジンのポテンシャルに直結するので入魂作業です！

◎少加工を終えたピストンとコンロッドをドッキングします。
それぞれの重量をあらかじめ計測しておいて相性良くドッキングさせます。
◎高圧縮のフルチューンエンジンなのでタイミングチェーンは強化品を用います。

◎強化メタルを全箇所に用いて、ブロックにピストン＆コンロッドを組み上げます。
◎ピストン挿入には特注品のSST工具であるピストンスライダーを使用します。
特注品ピストンスライダーは、高価なSST工具ですがピストンリングへのダメージが皆無なので必ず使用しています。
◎加工済エンジンゆえに、圧縮上死点位置もダイヤルゲージで精密測定し、正確な上死点位置を割り出します。

◎腰下の完成図
正しいことを正しく施工するので、とにかく全てに時間がかかります。
目も腰も肩も痛いです。でも気持ちを込めた良い腰下が出来上がりました♪

・・・その6に続く・・・

※整備士募集中です。
今時では珍しい、時間をかけた精密整備ばかりを行います。
正しく丁寧に特殊技術を伝承します。
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