2023/06/04　スカイラインER34でモータースポーツを始める・その5　　　~ランクル・プラド・サーフ・シルビア・スカイライン・ＧＴＲ・８６・ＲＸ７・Ｌ型・旧車・中古車のことなら　PARTY　熊本へ

今回は≪ER34でモータースポーツを始める・その5≫を時系列にてご案内します。
大分県・I様からの御依頼です。
スカイラインER34GTターボ・無改造車をベースにして製作します。
扱いやすく乗りやすい車輌に仕上げます☆
皆様の御参考になれば幸いです。
◎その5、はECU現車セッティングに関する工程を御紹介致します。

◎今回はサーキット走行を前提にしたER34なので、健康管理の一環として燃料系統も高効率な強化品へとバージョンアップします。
◎バージョンアップする燃料系統をキメ細かくコントロールすべく、フルコンECUを用いて現車セッティングを行います。
弊社ではフルコンECUは、主にP-FCやLINKなどを多用します。今回はP-FCです。

◎現車セッティングには最新鋭のダイナパックテスト走行装置を活用します。
ダイナパックは実際の走行同様の走行付加をかけることが可能なシャーシダイナモなので、内容が深いECU現車セッティングを安全に確実に施工できます。
例えば、ず～と登坂というダイナパック設定もできるので、事実としてオートポリス第三セクション(ずっと登坂コース)などでの戦闘力あふれるハイレスポンスな加速セッティングがバッチリ行えます♪
◎燃料マップ・点火マップ・各種リミッター・加速フィーリング・ブーストマップなどを細かくセッティングします。
◎細かくセッティングするので、サーキット走行では力強く、街中では燃費良好になります。
(※特にFD3Sロータリーエンジンなどは街中燃費がかなり良好になります)
◎細かくセッティングするので、真冬のエンジン始動性や、真夏にエアコン付けて坂道発進なども全く問題ありません♪
(※特にFD3Sロータリーエンジンではオーバーヒート対策も同時施工できます)

◎タイヤの代わりに、このようにダイナパックテスト走行装置を取付けます
◎昔は大自然と運動公園だけだった弊社周辺にも、最近になって民家が複数建ったので騒音対策にも万全を尽くします。
巨大マフラー効果にて極めて静かです♪

◎今回は馬力アップを主目的にしていませんが、ECU現車セッティングを行えば自ずと馬力はアップします。
◎ブースト0.8～0.9弱程度にて307馬力でした(ローラー式換算)
307馬力あればサーキット走行でもけっこう速いと思いますよ♪
当然ながら低速域の街乗りも軽快です♪
(※パワーカーブの高回転域は更に再調整しました)

・・・その6に続く・・・