2021/03/08　ＲＸ７・ＦＤ３Ｓの冷却強化　オーバーヒート水温対策　　　~ランクル・プラド・シルビア・ＧＴＲ・８６・ＲＸ７・Ｌ型・旧車・ポルシェ９１１・中古車のことなら　PARTY　熊本へ

≪今回はＲＸ７・ＦＤ３Ｓの冷却強化・オーバーヒート対策を御紹介します≫
ロータリーエンジン搭載のピュアスポーツＲＸ７☆
ロータリーエンジンは軽量コンパクトながらも驚くほどのハイパワー♪
・・・しかしながらエンジン構造上、オーバーヒートしやすいのも事実です。

無改造ノーマル車であっても、真夏の渋滞時にエアコン全開だと・・・
恐ろしいまでに水温が上昇します。(最近の日本は暑い。ピーク時の外気温)
純正ラジエーターの耐久年数から考えても、新品交換は推奨です。

◎㈱ＰＡＲＴＹでは、ＲＸ７には強く冷却能力の強化を推奨しています。
◎今回の内容は弊社が行うＲＸ７・ＦＤ３Ｓへの冷却強化の推奨定番メニューです。
➀ＨＰＩ製の大型ラジエーターで冷却能力をＵＰ
➁ビリオン製のファンコントローラーでファン回転温度の変更
➂追加メーターによる水温・油温・油圧・ブーストの精密管理
(※目的・エンジン出力に応じ、大規模改造の『Ｖマウント冷却方式』や、パワーＦＣコンピューターもオススメです・共に過去ブログに詳細アリ)

 

 

早速、作業開始です。
➀まずは純正の電動ファンとラジエーターを外します。
共に外したので、見えているのはＡＣコンデンサーです。
※ここまでたどり着くにも、周囲の部品多数を外しました。

 

 

➁付属ステー等にて、ＡＣコンデンサーの位置を変更。
純正のラジエーター取付台座を加工。(指差しや、黄色テープに注目です)

 

 

➂ＡＣコンデンサーの上に、ＨＰＩ製ラジエターを装着します。
かなり大きくなるので、周辺のツジツマ合わせ加工を行います。
※ＡＣもラジエーターも、アルミ製品は削れると壊れます。各部干渉等に注意します。
※干渉が気になる箇所は、ゴムカバー等で保護をします。

 

 

➃ＨＰＩ製ラジエーターの上に、純正電動ファンを戻します。
※やはり各部の干渉に要注意です

 

 

➄ラジエーターホースやサーモスタットやウォーターポンプ等も新品に交換☆
※徹底的にトラブルを予防します

 

 

➅油温計・油圧計のセンサー用台座を装着します
※補足・・・オイルクーラーはスピリットＲ同様に、純正流用にてツイン式オイルクーラーに変更しました♪　油温対策も重要です！

 

 

➆通常消耗部品も一式交換しました♪
※ロータリーエンジンのプラグ交換はとても大切！

 

 

完成図☆
ＲＸ７カッコいいですね～！世界的な名車です。
馬力もあって運動性能も抜群だし、ＧＴＲやシルビア同様に弊社も大好きな車種です♪
しっかりと対策を施工すれば、ロータリーエンジンへの安心感が大きく上昇しますよ！
※弊社は、常に正しい整備を行えるように努力・勉強しています。

◎追伸
『※ＨＰＩ様・・・電話での御約束通り、簡単ですが説明書的にＵＰしてみました♪
どうぞ遠慮なく御利用ください　(^-^)　笑』

※※弊社は換気・手洗い・うがい・会話距離に充分注意して業務を行っております。
※※医療関係者様・物流関係者様・社会を支える業務の関係者様、本当にありがとうございます。